ゲロと贓物の同一性 このページをアンテナに追加 RSSフィード

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2008-12-01

季節外れの海にトデスキングがいた

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この時期の海岸なんてそれは寂しいものだ。

あの賑わいは忘却の彼方、狂おしい夏の青空。


時々カップルがいることもあるけど、

トデスキングなら毎日いる。

彼は砂浜にアートを形作る。


それは中世の絵画をモチーフとしてはいるが、

彼独自の個性を発揮した耽美的な絵だった。

それは流木を筆として砂に刻印された。


時には砂を固めて城を作るし、

風の強い初冬、それは困難を極める作業だ。

彼は冷たくなった両手で、何かに取り憑かれたように構造物を表現する。

それは北欧に実在する城であったり、

地中海を見渡せる立地の城であったりと様々だ。


彼は作品の完成後、

即破壊する。

それも無表情で。

何の未練もなく。


私は彼の強さと生き方を垣間見たような気がした。

トデスキングは破壊衝動に駆られる。

それはさらなる表現の糧となる。


スクラップアンドビルド、トデスキング。

RadinRadin2012/10/31 16:49Absulotely first rate and copper-bottomed, gentlemen!

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